内容紹介(「BOOK」データベースより
判例教材のスタンダード、最新第7版。
みんなの書評・口コミ
ロー使用教材
上位ローで使われる判例集の一つです!この判例集は、現在司法試験委員会のメンバーの1人でもある橋爪先生も執筆に携わっています。本の中身はコンパクトにたくさんの判例がまとめられており、勉強の際非常に役に立つと思います!
かゆいところに手が届かない
掲載判例数は多いですし、基本書に引用されている判例で気になるものはおとんど掲載されていたように思います。しかし、記載されているのは事案の概要と判文のみであり、百選のような解説はありません。なので、その記述で足りるならいいですが、もっと情報が欲しいと思って判例を調べたときは読んでも情報を得ることができず、「…で?」という感じります。
刑法は判例集の必要性が低いといわれる科目ですので、これで足りるといえば足りるのかもしれません。
刑法はこの判例集が1番
他の方も指摘しておりますが、刑法は百選の評判があまりよくなく、最近最新版がでましたが、新しい判例が追加された以外、旧版と変わってる箇所は無いため同じような評判にとどまると思います。
百選の解説が良くないのは記述の統一性がない(おそらく違法性論から来る学説の相違が原因)ことであると思われ、解説が良くないのであれば、解説の無い本書で十分です。
むしろ、本書は百選に比べて掲載判例数が多いため、論文はもちろんのこと、択一試験において1番力を発揮するのではないでしょうか(明らかにマニアックな判例も載っているため、初見殺し的な問題が出ても対処できると思われます)。司法試験で足切りされないためにも本書を活用すべきであると考えます。
事案の概要+判旨とポイントだけ押さえるならこの一冊
各判例について簡潔な事案の紹介と判旨を掲載しており、解説はありません。そのため、判例の批評についてより深く探求したい方には向いておらず、百選を用いて勉強するのが無難かと思われます。
私は学部時代の刑法の授業で指定判例集として購入しましたが、同時に百選も購入していたので、講義中に判例に触れた際は百選を見てメモを取るなどしていました。ですので、百選で十分だと思われます。
なお、他の口コミが既に述べてくださった通り、受験勉強には不十分であると思います。最近の司法試験では刑法については学説の対立を問う問題も増えてきてます。ただ事案と判旨を暗記するのでは足りないため、事案と判旨しか掲載していない本書はせいぜい学部試験の対策に使えるかどうか程度だと思われます。
受験用教材として使えるかは微妙
本書は判例についての解説がないため、解説を見たいなら百選が必須です。また、たしかに掲載判例の数は多いものの、解説が特に付いていないという点を考えると、データベースなどで判例を検索することができる人は本書を購入する必要は全くない。
学部の指定判例集だったので購入しましたが、受験用教材として使えるかは微妙です。