内容紹介(「BOOK」データベースより
初版から20年にも及ぶロングセラー。網羅的な記述と詳細な分析により、法科大学院時代においてもなお、総合的・体系的思考を培うための教科書として絶大な支持を得ている。第4版刊行以降の法動向・重要判例を盛り込んだ待望の最新版。
みんなの書評・口コミ
択一用に使えたが
2021年1月3日
従来の択一対策として活用された本ですが,情報のアップデートがされていないため,最近の議論には対応されていないところが本書の弱点です。
もっとも,憲法学の権威が書いた本ですので,多少文章の硬さを感じられるものの学問として読んでいて面白い本です。
情報量は,最近の議論に追いついていない点以外は,多く辞書的な使い方になると思います。
なんでも載っていますが…
2020年11月5日
本書は憲法学では有名な教授が集まって書いた本になります。
基本的事項を本文でたんたんと説明しています。憲法の人権分野は学説がごちゃごちゃになり理解できないところが多くあると思いますが、学説に深入りする時は注に記載されてることが多いので、本文を読む→余裕があれば注も読むということでメリハリをつけて読むことが出来ると思います。
もっとも、気をつけるべき点として、芦部憲法と同じく縦書きであること、また、本書は平成24年3月30日に改訂され、掲載判例は平成23年11月16日までのものに留まり、今後改訂予定がないようなので内容が古くなり使用者が減っていくように思います。
2個の口コミ