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憲法 行政法

【読者が選ぶ】司法試験基本書のスタートセット〜おすすめの一冊を厳選〜【憲法・行政法編】

基本書が多すぎてどれを読めばいいのか分からない

どうせ読むなら定評のあるものが良いけどどれか分からない

基本書は高いから、失敗したくない

読む前に読者の声が知りたい

これらは、全て私が司法試験の受験生の頃に悩んでいたことです。同じような悩みを持たれている方は、多いのではないでしょうか?

そこで、今回は、当サイトに投稿されてきた口コミをベースに、(運営者の独断と偏見で)初めての基本書としてベストな一冊をセレクトし、発表させて頂きます(本文に掲載している口コミは、一部口語体に改変しているところがあります)。

なお、ここでは、各科目の入門書レベルの書籍を読まれた方が、次のステップとして読むべき基本書として最適な基本書という基準でセレクトしています。

令和3年3月12日現在において、計374個の口コミが投稿されています。まだまだ募集していますので、本書でご紹介した書籍を読んだ後は、是非当サイトでレビューをシェアしてください!

さて、それでは、基本書スタートセット【公法系編】をご紹介していきます。

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↓他にもあります↓

憲法なら『基本憲法1基本的人権』一択!?

まずは、憲法からです。憲法は、『基本憲法1基本的人権』を初めての一冊として推薦致します。本書は、受験新報2019年12月号において、「合格者が使った基本書」の憲法部門第一位を獲得するほどであり、多くの司法試験の合格者に使われています。私自身も本書をベースにしていました。それでは、本書のおすすめポイントご紹介していきます。

①スリムな一冊で人権分野をコンパクトに網羅!

本書は、日本評論社の基本シリーズの一冊ですが、他の基本シリーズと比較してもかなりスリムな一冊となっています。ページ数は、355ページありますが、最後の講である『第15講憲法事例問題の解法』は、憲法事例問題の論じ方を解説したものになりますので、インプット部分のみをカウントすれば、329ページとなります。この329ページで、人権分野が網羅されています。非常にコンパクトに網羅されており、通読が容易な一冊となります。

以下参考には、本書の目次を載せておきます。

『基本憲法1基本的人権』の目次

序章――――判決文に学ぶ
第1講 基本的人権総論(1)――――基本的人権の守備範囲
第2講 基本的人権総論(2)――――憲法上の権利の限界
第3講 幸福追求権
第4講 法の下の平等
第5講 精神活動の自由総論・思想及び良心の自由
第6講 信教の自由・政教分離
第7講 学問の自由
第8講 表現の自由
第9講 経済活動の自由(1)――――職業の自由
第10講 経済活動の自由(2)――――財産権
第11講 人身の自由
第12講 社会権
第13講 参政権
第14講 国務請求権
第15講 憲法事例問題の解法

②体系書ではなく「学習参考書」

当サイトでは、本書を便宜上基本書として紹介していますが、本書は、あくまでも「学習参考書」の位置づけです。本書のはしがきには、以下の記述があります。

本書は、読者が最高裁の判例や有力な学説をできるだけうまく使って説得力のある自分なりの憲法上の主張を作り上げるための一種の「学習参考書」であり、著者の見解を体系的に示すものではない。

本書の狙いは、従来型の条文暗記教育から脱却し、読者が自分なりの憲法上の主張を作り上げることができるようになることにあり、著者の体系的見解を示すものではありません。この狙いは、本書を通じて体現されており、特に、本書が第15講『憲法事例問題の解法』で締められていることに如実に現れています。

体系書ではなく、学習参考書であるからこそ、入門段階を終えた方々に推薦します。いきなり学者の体系書を読むことは、簡単なことではありません。「憲法は、どうしても馴染めない」「苦手意識がある」と感じる受験生が多いのも、いきなり学者の体系書に飛びついてしまうことに原因があるかと思います。憲法は、本書が出版されるまで、入門書から体系書の橋渡しになるような書籍がありませんでした。

本書は、入門書から体系書の橋渡しを実現する学習参考書であり、入門段階を終えた方に大変おすすめです。

③司法試験を意識したインプットが可能

本書の狙いは、先程述べたように「読者が最高裁の判例や有力な学説をできるだけうまく使って説得力ある自分なりの憲法上の主張を作り上げ」れるようになることにあります。要は、司法試験や予備試験で高く評価される答案を書けるようになること、に本書の狙いがあるように思います。このことは、本書が、最高裁や有力な学説の紹介に留まらず、有力な反対の見解を採り上げていることからも伺えます。また、判例のロジックがわかりやすく解説されており、論証の組み立て方を学ぶことができるようになっています。

読者
読者

本書は良書です。本文では、各権利についての論証の運び方が大変わかりやすく提示されます。章末の問題や最終章では、その論証をどうやって使うのか見せてくれるという親切っぷり。論証集の出来が軒並み悪い(と、能力の低い筆者は思う)憲法にあって、本書は大変貴重です。(全文口コミはこちら

④随所で学習の便宜が図られている

本書では、随所で学習の便宜が図られており、各講の冒頭には、学習のポイントとして、各講の重要な学習ポイントが明示されいます。また、演習問題コラムもあり、読者を飽きさせない工夫もされています。

読者
読者

各章末に事例問題,木下先生による好評等があり,演習書も兼ねているため値段相応もしくはそれ以上です。加えて重要語句については太字ゴシック,判例などの重要箇所については下線で強調されており,初学者の道標になります。(全文口コミはこちら

⑤憲法事例問題の解法をロジカルに学べる

本書の最終講である第15講「憲法事例問題の解法」では、憲法の事例問題で最低限守るべき論じ方が解説されています。憲法は、他の科目と異なり、答案の書き方が分からないという受験生も多いかと思います。

本書は、憲法答案の書き方が極めてロジカルに解説されています。司法試験、予備試験の受験生としては、第15講だけでも、図書館で借りてくるなどしてコピーをし、手元に置いておくと良いかと思います。

読者
読者

学者と実務家の共著ということもあり、アカデミックと論文対策のバランスが絶妙な一冊。判例のロジックや、批判が端的に解説されていて、論証を作成する際にも、大いに役立つはず。憲法の勉強を何から始めたら良いのか悩んでいる方は、差し当たり本書を選ばれてはいかがでしょうか。

本書の惜しい点…

本書の惜しい点を挙げるとすれば、統治の分野の掲載がないことが挙げられます。そのため、これ一冊で試験範囲を網羅できるものではありません。とはいえ、憲法は、何より人権分野の理解が重要ですから、この点は、『基本憲法2』が出版されるのを待ちましょう。

行政法も基本シリーズがおすすめ!!

行政法の基本書としては、通称サクハシの『行政法』(弘文堂)も人気ですが、入門段階を終えた方には、日本評論社の『基本行政法』をおすすめします。行政法の学習では、①重要判例の理解と②個別法の読み取りが重要となってきますが、本書を読めば①②のいずれも学習することができます。まずは、本書の基本情報を解説していきたいと思います。

本書の基本情報

運営者
運営者

こちらは、私が使用していた基本行政法です。かなり使い古したので、黄ばんできていますが、参考に掲載しています…写真は、第2版のものですが、サイズ感は、最新版とほとんど変わらない方と思います。ご参考までに。

本書のページ数は、 471ページ。471ページで行政法が網羅されています。

著者は、東北大大学院法学研究科教授の中原茂樹先生です。

基本行政法の目次

序章 行政法学習の目標
I 行政法の基礎
第1講 行政の存在理由・行政法の特色――民事法・刑事法との比較
第2講 行政と法律との関係――法律による行政の原理
第3講 法の一般原則
第4講 行政組織法
II 行政過程論
第5講 行政過程論の骨格――行為形式と行政手続・行政訴訟
第6講 行政処分手続(1)
第7講 行政処分手続(2)
第8講 行政裁量
第9講 行政立法
第10講 行政指導
第11講 行政契約
第12講 行政計画
第13講 行政調査
第14講 行政上の義務履行確保の手法
第15講 情報公開・個人情報保護
III 行政救済論
第16講 行政上の不服申立て
第17講 行政訴訟の類型および相互関係
第18講 取消訴訟の対象(1)
第19講 取消訴訟の対象(2)
第20講 取消訴訟の原告適格
第21講 取消訴訟と時間の経過――狭義の訴えの利益・執行停止
第22講 取消訴訟の審理・判決
第23講 無効等確認訴訟・義務付け訴訟
第24講 差止訴訟・当事者訴訟・住民訴訟
第25講 国家賠償(1)
第26講 国家賠償(2)
第27講 損失補償
終章 事案解決の着眼点

豊富なケースメソッド

本書では、ケースメソッドが採用されており、事例問題を元に学習を進めることができます。

73期司法修習生
73期司法修習生

ケースメソッドが採用されています。事例を解きながら行政法の基礎基本を習得することが出来ます。また、掲載されているケースの中には、重要判例に新事情を加えるなど、判例の事案との対比という視点から分析する力を養うこともできます。独学派の人、予備校波の人にもお勧めの一冊です。

ビジュアル化で理解が容易に

行政法を使えるようになる

元受験生
元受験生

独学するならこの本から勉強されると良いと思います。コンパクトな割には、司法試験対策上必要な基礎知識を習得が可能です。ケースと一緒に個別法も解説されているので、個別法の読み取りの練習も出来るようになっています。

演習書をやる前に

本書を難しく感じたら…

司法試験受験生
司法試験受験生

初学者の方にはややスパルタかもしれません…。
 本書の大きな特徴として、充実したケースメソッドがあります。具体的な事案をイメージしながら行政法を学べるため、大きなメリットであることは間違いありません。
 ただ、本書のケースメソッドはかなり徹底されており、休ませてくれません。しかも提示される設問は、馴染みのない個別法の解釈をさせる問題。行政法の科目特性上仕方がないのですが、「行政法なんて、見たこともなければ聞いたこともありません!」という完全な初学者であった私は、行政作用法までで力尽きてしまいました…。

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