内容紹介(「BOOK」データベースより)
会社法演習書の決定版。会社法の重要論点を扱った事例問題。詳しい解説はグループ学習・自習にも最適。平成26年会社法改正に対応。『法学教室』で好評を博した「事例で考える会社法」を単行本化。全25問(参考答案付き6問)
みんなの書評・口コミ
余力がある人向け
2020年11月6日
問題と解説に分かれた演習書です。参考答案は,最初の方にありますが,全て記載されているわけではありません。解説は,学説の対立まで記載され,採用する説によるといかなる結果になるかを記載されています。
解説を読めば,どのようなことを書けばいいのかはわかりますが,これはある程度学習が進んだ人に限ると思います。初学者の方は,読み物として使うことをオススメします。
難易度は高めです。
論点の深い理解を得るには必須の演習書
2020年11月3日
やや難解な事例問題が20個程度並んでおり、そのそれぞれに大きなテーマが振られていることが多い。この演習書を使って、論証パターンを作るのがいい。重要な論点については、多数の学説を理解しておくことが、論点の深い理解につながるし、実際に司法試験においても、判例とは違う理解が直接または間接に聞かれている。どこにどういう対立点があり、それが実際の事例においてどのような差異をもたらすか、といったことをこの演習書で多く学んだ。
上級者向け
2020年8月15日
会社法が得意な人、好きな人向けの演習書という印象。会社法に苦手意識を持っている人には、おすすめしません。予備試験の受験生であれば、あえて取り組む必要はないと思います。
3個の口コミ