内容紹介(「BOOK」データベースより)
多くの民事立法に携わり、取引実務を見つつ、常に第一線で学界を牽引してきた著者による物権法・担保物権法の概説書。長年の講義経験を踏まえ、諸制度をいかに具体的に、いかにその根幹・基礎から伝えられるかに心を配り、読者の理解が容易になるよう努めた。学びはじめに議論の基盤を確実に身につけられるよう、叙述は判例・学説における標準的な解釈に拠ることを第一としたうえで、学修の進んだ読者に向けて、必要に応じ、発展的な考え方も紹介している。第3版では、債権法・相続法を中心とする法改正に対応したほか、旧版以降に出された重要判例等を補充した。
みんなの書評・口コミ
持っておきたい本
2020年11月3日
この書籍のオススメな点は,一冊で物権と担保物権の知識を習得できる点にあります。
文章も分かりやすい文章で,事例も交えて書かれているため,イメージがしやすいです。
また,判例通説が明示されているため,オーソドックスな考え方を理解することができます。
分量も適量で通読が可能な範囲にあるため,一冊持っておいて通読することも有益です。
物権法、担保物権法をわかりやすく書いた良書
2020年11月3日
神戸大学の安永教授が書いた物権法の教科者。理論が難解な物権法を事例などを用いて判例通説に沿った簡潔な説明がなされている。判例通説では筋が通らない部分は自説を踏まえて簡明に論じられているため不安なく最後まで読み切れるだろう。
3個の口コミ
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