内容紹介(「BOOK」データベースより)
単なる個別判例の知識を超えた「憲法的思考の俯瞰図」。判例を題材にした事例問題から、権利と権利の対立を軸にした論文答案の書き方を学ぶことができるとともに、多くの基本判例を有機的に関連付けた学習が可能。素材は比較的新しい(裁)判例や事件に求め、基本判例から(あるいは、基本判例に立ち返って)設問を考えるように誘導している。
みんなの書評・口コミ
参考書と演習書の中間
2021年2月8日
予備試験よりやや短いぐらいの事例問題と判例中心の解説がなされている
論点と関連する判例が沢山記載されており判例と論点を結びつけて学習する事ができる
ただ判例との相違について十分な説明がされているわけではなく問題提起に留まってる部分も多いため基本書等で確認する必要がある
また事例問題も予備や司法のような具体的事情の当てはめをするような長文問題ではないので実戦向けの演習はできない
判例の考えがある程度頭に入ってる中級者が実際の論文問題を解くためにどの様な考え方をすべきかを学ぶために使える
予備試験でも司法試験でも憲法は受験生のレベルが低いので及第点を取るだけならオーバーワークかもしれないが高得点を目指すならこの本で考え方を学ぶべき
1個の口コミ