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解説が詳しくて〇
アガルートが出版しているということもあって問題の難易度は重要問題集と似ています。もっとも、この書籍の優れている点は、解説がかなり丁寧であり、こんな程度はわかってる前提で進めますね、という態度は感じないことです。論点の網羅性はそれほど高くなくもちろん重要問題集に劣りますが、まだ論文を書き上げる自信がないという人にはかなりお勧めできると思います。
どっちを選ぶか
デイリーかポケットかの二択であることが前提として、条文の探しやすさと条文の見やすさは前者の方が勝ります。しかし、後者の方が本番の法文には近いように感じます。正直どちらを使ってもいいと思いますが、このような微妙な差はあります。
載ってる数は多い
とにかく載っている裁判例は多いです。載ってるかな?と調べたもので載ってなかったものはありません。しかし、解説が一切ついていないので、自分で分析を行う必要があります。その点で初学者や独学をする人には百選の方がいいかなと思います。
商法は特におすすめ
このシリーズはどれもお勧めできるが、とくに商法についてはお勧めできる。解説が丁寧なのはあたりまえとして、この演習本は網羅性が乏しいが、商法は出題される範囲がある程度限られているので、この演習書をしっかり解ききることでひねりの少ない基本論点の対処ができるようになるので、今後のひねりのある問題に対応できるようになる。その点で、最初に取り組むべき演習書ということができる。
とにかくつかいやすい
P六法と比べるとですが、とにかく見やすい。括弧書きの網掛けはもちろん、行政法、民事執行・保全法なような7法以外で使いような条文も開きやすいように作られていて、かなり勉強しやすかった。しかし、本番にはこのような配慮はないので、これに慣れてしまうのは少し怖いように思う。
論証集のようなもの
アガルートのプレゼントキャンペーンでいただき利用しました。
論証集は文章の方市で掲載されていますが、こちらでは規範や理由付けが箇条書きのような形で書かれていて、人によってはこちらの方が覚えやすいかもしれません。また、論証集には載っていないことや、論証集よりもわかりやすい記載のところもあるので、両方持っていても損することはないです。
論文で使える判例解説本
判例講座刑事訴訟法は、読まれるとわかるかと思いますが、論文でそのまま使えるフレーズの宝庫です。また、判例百選刑事訴訟法は、解説者によっては正直微妙な解説がありますが、判例講座刑事訴訟法は川出先生が一貫して書かれているため、そのような問題はありません。
解説の出来がいい判例百選
民事訴訟法の判例百選の解説は全般的に出来がいいように思われます。また、司法試験では判例の射程を問う問題が何回か聞かれており、その対策としても非常に有用であるように思います。ロープラ 民訴との親和性も高いのでロープラ と一緒に使われることをお勧めいたします。
受験対策に特化した基本書
基本憲法は、受験対策に特化した本で受験対策とはほぼ関係のない内容については、紙面をほとんど割いていません。この点、とても司法試験受験生に優しい本と評価できるのではないかと思います。しかし、本の演習問題の答案例は、bexaの講座を購入しない限り手に入らないので、その点は注意が必要です!
法制審議会の一員であった潮見教授による著書
プラクティス債権総論は、ケースメソッドが取られています。ケースを意識しながら文章を読むことが可能ですので、メリハリを意識しながら文章を読むことができ、とてもおすすめです。ただし随所に潮見先生の独自説に基づく解説がなされている点には注意が必要です!