すべての法律書籍/法書本の書評・口コミ

基本を学ぶ

Rated 5 out of 5
2021年7月9日

未修でローに入り、まずどのように民法の問題を解くかを学ぶために本書を利用しました。
結果的に、大変役立ちました。本書の特徴は、法学部生を想定して書かれた本ということもあり、民法の基礎的理解を目的とした、簡単な設例1題に対して論点が1つという単純な形式にあります。設例を解くのに時間を要しないので、定期試験直前期にまとめて繰り返し解くことにも向いており、短期間で基礎的論点を確認することができます。
ただし、あくまでも基礎的論点を理解するための問題集と考えて、発展的な事例問題を解く足掛かりとして使用するのが良いかと思います。

司法試験受験生

最高に読みやすい基本書

Rated 5 out of 5
2021年6月27日

基本書というと堅苦しい日本語であり、しかも民法の膨大な量となると挫折してしまう人が多いと思う。その点で、この基本書はめちゃくちゃ読みやすい。
しかも内容は初学者にも分かりやすく書かれており、かつ論点なども網羅的なので学部の授業からローの授業まで広く使われているイメージがある。
総則と物権は佐久間先生でいいと思う。

ローにねんせい

論点についてはこれ一冊でOK

Rated 5 out of 5
2021年6月27日

比較的短文の事例問題をもとに、そこから問題となる論点を学生と教授の対話形式で解説している。学説なども反対説などを踏まえながら解説しているので、反対説まで知っていないと解けないような近年の司法試験にも対応している。
ちなみに、演習書というよりは論点理解の参考書といったイメージ。だから規範を立てるところまではめちゃくちゃ勉強になるが、当てはめまでは対応していないかな。
これで論点についてマスターし、あとはエクササイズ刑訴などで演習すれば完璧だと思います。

ローにねんせい

判例の体系理解に良いと思います

Rated 4 out of 5
2021年6月21日

横道道聡氏の「憲法判例の射程」と合わせて利用していますが、憲法判例を体系だてて整理するのにはとても良いと思います。ただ、掲載判例や、判例の文言自体を確認したい場合には、判例百選同様、少し情報量が足らなく、戸松秀典氏初宿正典氏の「憲法判例」を併用する必要があるかと思います。

pon

非常に参考になります

Rated 5 out of 5
2021年6月17日

周りの受験生も皆使用している基本書です。わかりやすく書かれており、非常に参考になります。事例問題への当てはめもバッチリです。詐欺罪の成立要件については、具体的かつ詳細に説明があります。ちなみにこちらの総論も持っています

予備受験生

参考になる

Rated 5 out of 5
2021年6月2日

予備校の教材では、各論の学説対立の表記が不十分であると感じることがあり、先輩からの口コミでこちらを購入しました。分厚いため、通読するための教材には不向きですが、〜罪の構成要件を勉強したい、など他の教材の補完として使用するのに最適かと思います。

受験生

芦部ブランド

Rated 3 out of 5
2021年5月20日

憲法学的に良著と言われているのだろう。
しかし、この本では点が取れない。短答にしろ、論文にしろ。
初学者にわかりやすいかと言われると、読み進めるのに苦労はしないが、
では何か基本が身につくかと言われれば、難しい。
羅針盤的役割は可能で、判例集や問題をこなし、常にここに戻るという使い方も考えられるけれど、
あまりに網羅範囲が少なく、実践的ではないように私は思う。
憲法学的に使えることと、試験で実践的に役に立つことがかなり違うと思わせる本だと個人的には感じてきた。かつての芦部ほどの基準力があるわけでもないし。

司法試験受験生

別の入門書もありますよ。

Rated 1 out of 5
2021年5月9日

大学一年の秋、大学で「憲法」の講義が始まると同時に購入しました。
筆者は、かの有名な伊藤真氏。きっと分かりやすく纏められているのだろう、と期待していました。
しかし、本書はその期待に十分に応えてはくれませんでした。
その理由は以下の通りです。
① 「通説」なのはいいけれど
「通説」(と、著者が考えているもの)べったりであることは、一面では本書の美点であろうと思います。しかし、それ故の弊害も持ち合わせているように思います。
例えば著者は、人権の制限について以下のように断言します。
「ある個人の人権、ある人(あるいは法人)の人権を制限するのは、他の個人の人権でしかありえないのです。」(102-3頁)
そして、「『公共の福祉』だとか『社会の利益』だとかいうのは、言葉として、たぶん皆さんのイメージの中では『社会一般の利益』だとか『社会の秩序』だとか、それらのために個人の人権が制限される、というイメージをもっているのではないかと思うのですが、そうではないのです」(103頁)とした上で、「人権と人権のぶつかり合い、矛盾・衝突を調整するための実質的公平の原理」(105頁)として公共の福祉を位置付けます。
一元的内在制約説を、今どき珍しいほど無批判に採用しているものと言えるでしょう
当然ながら、この見解には批判があり得ます。
「通説的」と評価される芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法(第7版)』(岩波書店、2019年)にさえ、「近年提起されている次のような批判にも注意しておく必要がある」として一元的内在制約説への批判が掲載されています(同102頁)。
もちろん、憲法学説は百家争鳴。批判があるからといって、必ず掲載しなればならないわけではありません。
問題は、ここまで「断言」していることにあるのです。
こんなにも自信満々に述べられると、本書の読者は「人権を制限できるのは人権しかないんだね!」と思うでしょう。あるいは、「基本的な知識」として「身につけてしまう」(2頁)かもしれません。
というより、私はそうしました。
しかしこの考えは、憲法を学習する中で早晩維持できなくなります。「対立する人権」なるものを設定しがたいケースが存在し、結構重要論点だったりするためです。
代表的なものを挙げれば以下の通りです。
⑴ 博多駅事件などの「公正な刑事裁判の実現」の要請
⑵ 公務員の政治的行為制限などにおける「行政の中立的運営・それへの国民の信頼」など
⑶ ビラ貼り規制などにおける「都市の美観風致の維持」など
〔以上3点を挙げるものとして参照、工藤達朗「人権と基本権」中央ロー・ジャーナル(2016年)13巻1号106-108頁。〕
いずれも百選掲載レベルで、是非抑えておきたい「基本的な知識」に当たるでしょう。そして、「人権」として構成するのは難しかろうと思います。
しかし「ある個人の人権、ある人(あるいは法人)の人権を制限するのは、他の個人の人権でしかありえない」。何とかしなければなりません。
あるいは、これらの論拠を認める判例を全面的にぶっ叩くしかありません。
それでいいのか。
少なくともこの箇所は、通説(というよりも宮沢説)への批判にも一言触れておくべきでしょう。
② 講義風なんだろうけど
本書の文体は、「です・ます」調の敬体です。
実況中継風(はしがき)に記述したとのこと、それ自体は素晴らしいことでしょう。実際、これに近い記述法の名著はたくさんあります。(潮見佳男先生の債権各論などが代表的ですね。)
しかし、本書の記述はいかにも冗長。一文が長く、極めて読みにくいです。
私の好みの問題ですが…。
③ 以上から
このような次第で、本書は私にとって期待外れでした。
憲法の入門書を検討されるに際しては、他の選択肢も視野に入れられることをお勧め致します。
参考までに、個人的に分かりやすく感じたのは以下の書籍です。
⑴ 毛利透『グラフィック憲法入門(第2版)』(新世社、2021年)
⑵ 坂本昌成編『謎解き日本国憲法憲法入門(第2版)』(有信堂、2016年)
⑶ 松井茂記『日本国憲法を考える(第3版)』(大阪大学出版会、2014年)
特に⑶は、記述スタイルも敬体で親しみやすいです。平易でありながら、混乱を招きかねない部分はきちんとフォローしています。
例えば、①で述べた人権の制約根拠につき、40頁以下(特に43-44頁)をご覧ください。

憲法マニア

小説で民訴入門

Rated 4 out of 5
2021年5月4日

初学段階では、面白さが分かりづらい民事訴訟法。本書は、小説として楽しみながら、弁護士の実務がどのような流れで行われているのかを理解することができ、さらに、その中で、民事訴訟法の重要性を実感出来る良書です。

受験生

科学的勉強法の王道

Rated 4 out of 5
2021年5月3日

どうすれば効率よく勉強できるのか、限られた時間の中で、どうすれば成果を出すことができるのか。受験生であれば誰でも知りたい方法論が、科学的根拠に基づき、わかりやすく解説した書籍。初心者でもすぐに実践できる方法論が多数掲載されているので、自分に合った方法を試すと良いかもしれません。

受験生
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