AI要約:『会社法』(紅白本)の評価と特徴
本書は、近年の司法試験対策において『リーガルクエスト』と並び、あるいはそれを凌ぐほどの支持を集めている「新定番」の基本書です。
主な特徴とメリット
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論文対策に直結する記述: 論点ごとに太字で問題提起がなされ、その後に理由付けと結論が続く構成のため、そのまま自作論証の「タネ本」として活用できます。司法試験考査委員経験者を含む豪華執筆陣により、試験を強く意識した実践的な内容となっています。
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圧倒的な使いやすさと配慮: 非常に詳細な「条文索引」や、難解な条文を噛み砕く「条文ガイド」、視覚的な理解を助ける「図表」など、学習を挫折させない工夫が随所に施されています。
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深い理解を促すコラムと趣旨: 制度趣旨の解説が極めて丁寧で、他書では淡白になりがちな部分にも納得感のある説明が用意されています。発展的な「コラム」まで読み込めば、司法試験レベルまで十分にカバー可能です。
留意点
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相性とボリューム: 丁寧な解説ゆえに記述が冗長に感じられる場合や、文章の「合う・合わない」が分かれるという指摘もあります。
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補完の必要性: 判例解説については若干薄いと感じる層もおり、判例百選等での補完が推奨されます。また、設立の章が後半にあるなど、一般的な法典の順序とは異なる独自の構成に注意が必要です。

レビュー
8
論点重視の基本書
基本書としてリーガルクエストと並んで人気の本です。
論点の解説が本文中に埋め込まれている基本書が多い中、本書の論点が登場するたびに太字で問題提起がされている点(例えばp171「商業登記の存在は表見代表取締役の成否に影響を及ぼすか」など)、条文の索引がある点に惹かれました。通読するにも適した分量ですが、直前期に行う論点やテーマを絞った確認にも役立つと思います。
ただ、判例についての解説が若干薄く、百選や他の判例書で補う必要はあります。
司法試験受験生
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コラムが良い
本文も丁寧に記載されておりわかりやすいと思いますが、私が気に入っている点はコラム部分です。
コラムは発展的な内容であると同時に、現在議論が盛に行われている点でもあり、予備試験、司法試験に非常に有用です。コラムまで理解しておけば、基本書はこれ一冊で司法試験まで対応できると思います。
法律事務所事務員H
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基本書の良書!条文索引が便利!
リーガルクエスト会社法と並ぶ人気の本書。難解な会社法をわかりやすく説明されているので、読み進めていきやくなっています。ほどよく図解が掲載されているところもポイント。
特徴的なのは「コラム」「条文ガイド」の欄が設けられているということ。
「コラム」では、より発展的な内容を理解できる、「条文ガイド」では、難解な条文をわかりやすく解説されているので、苦手意識のある初学者でも抵抗なく、最後まで読むことができるのではないでしょうか?
さらに「判例索引」と「条文索引」が掲載されていることも、非常に役立ち、会社法を学習する際には、
手放せなくなりました。
各法律資格、大学生、会社法をこれから学びたい方、様々な方に読まれる一冊となっています。
司法書士受験生
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わかりやすさの塊
本書はいわゆる紅白本です。会社法の各制度や重要事項について制度趣旨や理由付けをこれでもかと丁寧にしてくれています(そのため、記載はやや冗長)。会社法の他の書籍は割と記載が淡白で分野によっては条文の引用と適用の帰結しか明示されていないものもあります(例:リークエ会社法)。しかし、本書はそういった部分にもしっかりと理由を用意してくれているので特に苦労することなく会社法全体を理解することができます。
ただし、あくまで基本書であり、これを読んだからといって答案を書けるようにはならないので、この制度、論点なんだっけ?というときの確認に用いるのが良いと思われます。
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