AI要約:『家族法 — 民法を学ぶ』の評価と特徴
本書は、難解で後回しにされがちな家族法(親族・相続)を、圧倒的な読みやすさとユーモアで解き明かした異色の基本書です。
主な特徴とメリット
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「漫談」のような親しみやすさ: 著者の窪田教授による講義口調の記述は非常にユーモラスで、判例の引用を茶化したり、クスリとさせる設問を配置したりと、読者を飽きさせない工夫が随所に散りばめられています。
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分厚さを感じさせないスピード感: ページ数は比較的多いものの、読み物としての面白さが際立っているため、他の基本書よりも「結果的に早く読み通せる」と定評があります。
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本格的な実力の養成: 語り口は軽快ですが、内容は極めて本格的です。暗記に頼りがちな家族法の条文や制度の背景をしっかり理解できるため、近年出題が増えている司法試験・予備試験の論文対策としても高い信頼を得ています。
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学習意欲の向上: 家族法に対する「苦手意識」を「楽しさ」に変えてくれる力があり、ロースクールの指定教材に代えて本書をメインに据える受験生も少なくありません。
留意点
情報量が多く、物理的な厚みはあるため、まずは興味のある設問や章から読み進めるのも一つの手です。楽しみながら読み進めるうちに、いつの間にか試験に必要な深い知識が身についているという感覚を味わえる一冊です。

レビュー
3
漫談で学ぶ、家族法。
どうしても、後回しになりがちな家族法。しかし、案外油断はできない分野です。例えば平成30年、司法試験、予備試験ともに、論文問題で家族法の知識が問われました。
さりながら、あまり時間をかける訳にもいかないのが正直な所。そこで本書の頁数を見てみると、最後の「特別講義」を除いて579頁。有力な対抗馬たる前田ほか『民法Ⅵ 親族・相続(第5版)』(2019年、有斐閣)が445頁であることを考えると、あまりに太いようにも思います。
しかし、実際に本書を読むのにかかる時間は、想定よりも少ないのではないかと思われます。
その大きな要因となるのが、窪田先生のユーモラスな記述です。
判例を引用する際に、「『(中略)法はかくの如き不徳義勝手気侭を許すものではない』!(最後の!は筆者による)と判示した」(108頁)と茶化してみたり、「『まぁまぁ、そんな堅いことを言わずに、差し支えない範囲で……』」(145頁)なんて記述が登場してみたり。さながら漫談です。用意されている設問にも、クスリとさせられると同時に興味をそそられます。例えば、194頁、409頁をご参照ください。
このように、読んでいて飽きさせない・先が読みたくなるような工夫が随所に散りばめられているため、早く読み通せるのです。
ニヤニヤしながら読んでいるといつの間にか、本格的な家族法の知識が身につく一冊です。
司法試験受験生
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家族法が楽しくなる
家族法は条文数が多く、個人的には苦手な分野でした。そんな時に見つけたのが窪田先生の家族法。読み物としても面白い。おすすめです。
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家族法ならこれ!
ローの指定教材は、リークエですが、私は、窪田先生の家族法を使用しています。講義口調でわかりやすいです。家族法は、暗記のイメージが強いですが、論文でも頻出の分野なので、基本書等でしっかり勉強する必要があると考え、この本を購入し使用しています。分厚いですが、サクッと読めます。
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