会社法(田中亘)の口コミ・書評

総合得点 4.20
5
  • 4.20

レビュー
5

  • 手元に一冊

    受験生時代も愛用していたら「田中会社法」。実務に出たばかりの新人弁護士ですが、幾度も参照しています。文献リサーチでは、江頭会社法と田中会社法の2冊を出発点とし、商事法務などを調べたら、大抵のことは分かります。受験生としては、江頭会社法よりは、田中会社法の方が読みやすいと思いますので、実務家になってからを見越して受験生時代から、使われるの良いでしょう。

    (旧サイト 実務家)

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  • 会社法の理解が深まる

    論点に関する深い記述もあり、わからない論点に出会った際に、本書で確認するなど、辞書的に使うのがおすすめです。司法試験対策上の疑問点等は、ほぼ本書で解消できるかと思います。

    (旧サイト 73期司法修習生)

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  • 司法試験に必須ではないが、読んでて楽しい

    司法試験対策としては、他の演習書とリークエをやれば十分だと思われるが、この本のコラムなどはとても読んでいて楽しい。自分が試験対策として学んできた知識がどのように実務で使われるのか、についての知見を得ることができる。本の厚さにしてはリーズナブルな点も好き。

    (旧サイト 司法試験受験生)

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  • 読み疲れが出る本。個人的には辞書向け。

    わかりやすいけどその分重たいです。判例百選、商法判例集とのクロスレファレンスがされており、勉強用には向いているのですが、リーガルクエストやいわゆる紅白本などを使ってきた身としては論点を深堀りしすぎているため、読み疲れがありました(たとえば847条1項の責任の範囲を判例は取引債務包含説としているが、全債務説に経つべきだったと吉原論文を少し引用している)。
    また、引用論文については出典元が詳しく書かれておらず、原文に当たりにくいのが少し残念。
    しかし、厚さに対して3,800円と考えればお得のような気もします。
    なお、令和元年改正法未対応です。近日3版が出るようなので、今はまだ買うのを我慢すべきだと思います。

    (名無しさん(ロー生))

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    • 4.00
  • 図表やコラムの工夫あり!

    会社法の基本書として、また、辞書的にも使える1冊です。
    初学者は、ボリューム満点の内容に難しく感じるかもしれませんが、
    言葉遣いが分かりやすく、図表やコラムなどの工夫もありますので、
    会社法を楽しく学べます。
    分厚く、重さもありますので、持ち運びは難しいですが、
    苦手意識のある方でも頭に入りやすく、良書であるといえます。

    (受験マン)

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