民事訴訟法(長谷部由起子著)の書評・口コミ

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レビュー
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  • 民事訴訟法の基礎固めに!

    民事訴訟法の全体像を把握するために読みました。図表を多く使用しているわけではないですが、読み進めやすく、よくまとまっている印象です。民訴は範囲も広く、分厚い本が多い傾向にあるため、根気が必要になります。

    しかし、こちらの本はコンパクトで最新の判例も適度に掲載されていて、基礎を固めるのには最適だと感じました。繰り返し読むことで民訴の理解が深まり、基本書として十分使える一冊であると思います。

    法律資格を取得予定の方や法学部の方、これから民事訴訟法の一通りを学びたい方などにオススメではないでしょうか。

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    • horitsu1
    • 4.00
  • まとまった良書だが…

    なぜか軒並み分厚い民事訴訟法の基本書。和田民訴は634頁、リークエは736頁、新堂民訴は驚異の1072頁です。
     そんな中にあって、本書は518頁。しかも改正民法に対応しており、大変貴重な存在です。端的な記述、サラリと書かれた理由づけも美点。民訴版サクハシとの声もあるようです。

     良書ではあるのです。しかし、大変細かいことで恐縮ですが、レイアウトが非常に読みづらい…。
     句読点が、「、」「。」ではなく「,」「.」となっています。一文の終わりや文の切れ目が分かりにくいので、大変読みにくいです。
     複眼的思考を得るための参考書として、あるいは論証例として、参考書的な使い方をすることはできます。しかし、筆者としては、「基本書」に据えるにはあまりにストレスフル…。読みにくいと思っていたリークエの方が、本書より遥かに読みやすかったです。

     無論、以上のデメリットは内容に関連するものではありません。レイアウトが気にならない方にとっては、有力な候補となると思われます。

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