法律書籍の口コミ・書評一覧

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    これからの定番の基本書

    受験時代にはリーガルクエスト会社法が人気と感じていましたが,こちらに乗り換えました。 この基本書は,リーガルクエストよりも司法試験を意識して書かれており,私的にはこちらの方をオススメします。 問題提起とその解答を説明するような感じで記述されており,読むだけでも論文対策の勉強になります。 分厚いですが,サクサク読めるので通読用としてもオススメです。 そして,リーズナブルなところも受験生に優しい! 合格者

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    司法試験のための基本書

    まずは、条文索引がついているところが特徴的です。リークエや田中亘先生の会社法等にも索引はありますが、項、号にわたって索引がついており調べ物にはとても役に立ちます。 次に、答案に使える表現が多いのが特徴的です。 商法では条文や制度の趣旨が重視されますが、本書では簡潔にこれが示されており、論証としてストックすることが可能です。 また、本書の帯には司法試験、予備試験の過去問を精査と書いてあり、慶應義塾大学法科大学院教授で現司法試験考査委員の久保田安彦先生も執筆者の1人ですので、司法試験に向けてのぴったりの一冊だと思います。 ロー入試がんばるの

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    良書ではあるんだろう(合わないが…)

    辰巳法律研究所のYouTubeなど、各所でお勧めされていたので購入。 なるほど、図表などを用いている点は大変分かりやすい。論点についても逐一明記されているので、出血大サービスの親切設計です。 ただ、個人的には文章が合わない…。10頁読んで苦痛を感じ、30頁読んで白目を剥き、50頁読んで音を上げました。リーガルクエストに乗り換えたところ、大変サラサラと読むことができています。 文章の合う・合わないは、完全に個々の感性の問題です。筆者には合わなかっただけですので、多くの方には合うかもしれません。書籍自体は大変な良書ですので、一度立ち読みをしてみては。 司法試験受験生

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    論点重視の基本書

    基本書としてリーガルクエストと並んで人気の本です。 論点の解説が本文中に埋め込まれている基本書が多い中、本書の論点が登場するたびに太字で問題提起がされている点(例えばp171「商業登記の存在は表見代表取締役の成否に影響を及ぼすか」など)、条文の索引がある点に惹かれました。通読するにも適した分量ですが、直前期に行う論点やテーマを絞った確認にも役立つと思います。 ただ、判例についての解説が若干薄く、百選や他の判例書で補う必要はあります。 司法試験受験生

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    コラムが良い

    本文も丁寧に記載されておりわかりやすいと思いますが、私が気に入っている点はコラム部分です。 コラムは発展的な内容であると同時に、現在議論が盛に行われている点でもあり、予備試験、司法試験に非常に有用です。コラムまで理解しておけば、基本書はこれ一冊で司法試験まで対応できると思います。 法律事務所事務員H

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    7

    基本書の良書!条文索引が便利!

    リーガルクエスト会社法と並ぶ人気の本書。難解な会社法をわかりやすく説明されているので、読み進めていきやくなっています。ほどよく図解が掲載されているところもポイント。 特徴的なのは「コラム」「条文ガイド」の欄が設けられているということ。 「コラム」では、より発展的な内容を理解できる、「条文ガイド」では、難解な条文をわかりやすく解説されているので、苦手意識のある初学者でも抵抗なく、最後まで読むことができるのではないでしょうか? さらに「判例索引」と「条文索引」が掲載されていることも、非常に役立ち、会社法を学習する際には、 手放せなくなりました。 各法律資格、大学生、会社法をこれから学びたい方、様々な方に読まれる一冊となっています。 司法書士受験生

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    わかりやすさの塊

    本書はいわゆる紅白本です。会社法の各制度や重要事項について制度趣旨や理由付けをこれでもかと丁寧にしてくれています(そのため、記載はやや冗長)。会社法の他の書籍は割と記載が淡白で分野によっては条文の引用と適用の帰結しか明示されていないものもあります(例:リークエ会社法)。しかし、本書はそういった部分にもしっかりと理由を用意してくれているので特に苦労することなく会社法全体を理解することができます。 ただし、あくまで基本書であり、これを読んだからといって答案を書けるようにはならないので、この制度、論点なんだっけ?というときの確認に用いるのが良いと思われます。

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  • 会社法(田中亘)の口コミ・書評

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    手元に一冊

    受験生時代も愛用していたら「田中会社法」。実務に出たばかりの新人弁護士ですが、幾度も参照しています。文献リサーチでは、江頭会社法と田中会社法の2冊を出発点とし、商事法務などを調べたら、大抵のことは分かります。受験生としては、江頭会社法よりは、田中会社法の方が読みやすいと思いますので、実務家になってからを見越して受験生時代から、使われるの良いでしょう。 (旧サイト 実務家)

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  • 会社法(田中亘)の口コミ・書評

    5

    会社法の理解が深まる

    論点に関する深い記述もあり、わからない論点に出会った際に、本書で確認するなど、辞書的に使うのがおすすめです。司法試験対策上の疑問点等は、ほぼ本書で解消できるかと思います。 (旧サイト 73期司法修習生)

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  • 会社法(田中亘)の口コミ・書評

    5

    司法試験に必須ではないが、読んでて楽しい

    司法試験対策としては、他の演習書とリークエをやれば十分だと思われるが、この本のコラムなどはとても読んでいて楽しい。自分が試験対策として学んできた知識がどのように実務で使われるのか、についての知見を得ることができる。本の厚さにしてはリーズナブルな点も好き。 (旧サイト 司法試験受験生)

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