AI要約:『民法(全)』の評価と特徴
本書は、膨大な民法の全範囲(総則から親族・相続まで)を一人で一冊に凝縮した、他に類を見ない「一元化・まとめ」の決定版です。
主な特徴とメリット
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民法全体の「鳥瞰図」が得られる: 分野ごとに分かれた基本書では見えにくい「制度相互の関係」を一冊で把握できます。通読可能な分量にまとまっており、民法のネットワーク全体を素早く概観するのに最適です。
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改正法への高い信頼性: 民法改正の審議会委員を務めた潮見教授による執筆であり、改正部分の理解や判例・通説に沿った正確な知識を手っ取り早く習得できます。
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直前期の最強の確認ツール: 司法試験や予備試験の直前期に、全範囲の知識を短期間で総ざらいする「まとめ本」として真価を発揮します。特に親族・相続分野は、本書だけでも短答対策として十分な密度があります。
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一元化のベースに最適: 本書を軸に、足りない論点を体系書で調べ学習を肉付けしていく「一元化の母本」として活用する受験生も多いです。
留意点
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「入門書」ではなく「まとめ本」: コンパクトさを追求しているため、理由付けが省略されていたり、記述が淡々としていたりします。背景知識のない初学者が読むと挫折しやすいため、Sシリーズ等の基本書で一通り学んだ「中級者以上」向けと評されています。
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深掘りには不向き: 個々の論点の深い対立については記述が薄いため、論文対策としての深い理解を求める場合は、適宜他の専門書を辞書的に併用する必要があります。

レビュー
5
全体を理解するのに使う
民法全体を一冊でまとめたものであるので、個々の論点につき深い記述がなされているわけではないから、論点の理解を深めると言った用途には向いていない。しかし、民法全体を一冊で網羅しており、通読も可能な分量であるから、制度相互間の関係を一冊で把握しようとする場合にはとても使える。
司法試験受験生
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民法と言ったら潮見佳男
民法改正の審議会委員でもある潮見教授が書いた入門書。判例、通説に沿った記述がなされておりこれ一冊をベースに図書館で各分野の体系書を調べながら一元化していけば民法は事足りると思う。まして、親族相続分野はこの本だけでも短答対策として十分だろう。
学部4年生
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最後のまとめ本
民法を一冊にまとめたもので,一定程度の学習を終えた後の司法試験前の確認として読むと効果的だと思います。改正法に対応しており,手っ取り早く改正法の理解ができる点は良かったです。
論点に深入りはしていないですが,必要最低限度の説明が施されています。
初学者よりも,中級者に向けられた本と思います。
合格者
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まとめ本。決して入門書ではない
本書は使用者が多く,また初学者に入門用で勧める人も散見されるが,他の方も仰っているように,本書はまとめ本であり初学者が使う本では無い。記述が淡々としており,コンパクトであるが故に理由を省いてる箇所があり初学者が読んだところで理解が出来ないようにも思える。
Sシリーズ等で一通り全範囲を学んでいる人であれば有用であると思う。
名無し(受験生)
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