商法・会社法

会社法 (LEGAL QUEST)の書評・口コミ

総合得点 4.43
7
  • 4.43

レビュー
7

  • 会社基本書の一冊目としてお勧め

    受験生の定番として聞いていたので、こちらの第3版を購入しました。会社法の規律の全体像を、制度趣旨及び実務的な観点から網羅的に解説した書籍になります。論点や判例の解説は、簡潔なものが多いですが、制度趣旨や実務的な観点からの考察や解説は、わかりやすく充実した記述となっています。条文索引もついているので、勉強しててよくわからない条文に遭遇したら、この索引を利用して、該当箇所の解説を読むようにしています。これから会社法を勉強しようと考えている方が、はじめに買う基本書としてお勧めします。

    司法試験受験者

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    • 運営者
    • 5.00
  • これ1冊で十分

    会社法の基本書といえば、『田中会社法』や『江頭会社法』のような分厚いハードカバータイプのものが人気かもしれません。しかし、私個人の意見としては、司法試験の合格が目標であれば、本書で十分です。本書は、そのはしがきで、読者層を「会社法の初学者から中級者まで」と設定していますが、コラムには、発展的な内容も多く、すべての段階の受験生にとって利用価値があります。
    また、私が在籍していたロースクールでは、リークエ会社法のマスターが一つの到達目標とされていました。
    確かに、論点や判例に対する言及は、簡潔なものですが、会社法の知識を体系的に学ぶには十分すぎる量です。判例学習や論点学習は、判例集や演習書で補えば良いと思います。
    分厚い基本書に手を出す前に、リークエに書かれていることをちゃんと理解できているのか自問自答してください。多くの方が、リークエ会社法の理解も十分でないのに、手を広げてしまっているように思います。

    合格者

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    • 運営者
    • 5.00
  • わかりづらさを解き放つ

    とにかくわかりづらく条文数も多い会社法。基本七科目の中でもトップクラスの取っ付きにくさですが、この本に出会って会社法への苦手意識が軽減されました。読み込んで理解を深めたいと思います。

    予備試験受験生

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    • 運営者
    • 5.00
  • これ一冊でも耐える

    司法試験で問われる典型論点(典型論点ではなく現場で考えても他の受験生と差がつかないであろう論点でない、基本的な論点)は全て網羅されている。何より薄い本なので、読む気力が出てくる。コラムにはあまり司法試験に関係ないがとても興味を惹くことが書いてあり、それも気晴らしになる。ただし、論点の深い理解を得るにはこれだけでは足りず、他の演習書などと組み合わせて使うことをお勧めする。

    司法試験受験生

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    • 運営者
    • 5.00
  • 実は上級者向けだと思ってます

    リークエを読んでもよく分からないことが多かったです。
    最近会社法を理解してきてなぜ本書が分かりにくいのか分かったのですが、結構行間を読ませたり、理由づけが簡素だったりするからのようです。特に設立辺りは分かりにくいです。
    その点会社法(高橋、笠原他)は圧倒的に噛み砕いてくれていて分かりやすいです。同じ論点の記述を比較したら結構分かりやすい差があります。
    私だけでなくリークエを読んでもよく分からないと言ってる人はちらほらいました。その人達に会社法(高橋、笠原他)を勧めたら口を揃えて分かりやすいと言っていたので間違いないと思います。
    リークエも全てが分かりにくい訳ではないですし、一線級の先生が執筆されてるので面白い記述があったりしますが。
    以上から会社法に苦手意識のある方には本書はあまりお勧めできません。

    法科大学院生

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    • 3.00
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