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法律書籍の口コミ・書評一覧

  • 会社法 (LEGAL QUEST)の書評・口コミ
    7

    これ1冊で十分

    会社法の基本書といえば、『田中会社法』や『江頭会社法』のような分厚いハードカバータイプのものが人気かもしれません。しかし、私個人の意見としては、司法試験の合格が目標であれば、本書で十分です。本書は、そのはしがきで、読者層を「会社法の初学者から中級者まで」と設定していますが、コラムには、発展的な内容も多く、すべての段階の受験生にとって利用価値があります。
    また、私が在籍していたロースクールでは、リークエ会社法のマスターが一つの到達目標とされていました。
    確かに、論点や判例に対する言及は、簡潔なものですが、会社法の知識を体系的に学ぶには十分すぎる量です。判例学習や論点学習は、判例集や演習書で補えば良いと思います。
    分厚い基本書に手を出す前に、リークエに書かれていることをちゃんと理解できているのか自問自答してください。多くの方が、リークエ会社法の理解も十分でないのに、手を広げてしまっているように思います。

    合格者

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  • 会社法 (LEGAL QUEST)の書評・口コミ
    7

    わかりづらさを解き放つ

    とにかくわかりづらく条文数も多い会社法。基本七科目の中でもトップクラスの取っ付きにくさですが、この本に出会って会社法への苦手意識が軽減されました。読み込んで理解を深めたいと思います。

    予備試験受験生

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  • 会社法 (LEGAL QUEST)の書評・口コミ
    7

    これ一冊でも耐える

    司法試験で問われる典型論点(典型論点ではなく現場で考えても他の受験生と差がつかないであろう論点でない、基本的な論点)は全て網羅されている。何より薄い本なので、読む気力が出てくる。コラムにはあまり司法試験に関係ないがとても興味を惹くことが書いてあり、それも気晴らしになる。ただし、論点の深い理解を得るにはこれだけでは足りず、他の演習書などと組み合わせて使うことをお勧めする。

    司法試験受験生

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  • 会社法 (LEGAL QUEST)の書評・口コミ
    7

    実は上級者向けだと思ってます

    リークエを読んでもよく分からないことが多かったです。
    最近会社法を理解してきてなぜ本書が分かりにくいのか分かったのですが、結構行間を読ませたり、理由づけが簡素だったりするからのようです。特に設立辺りは分かりにくいです。
    その点会社法(高橋、笠原他)は圧倒的に噛み砕いてくれていて分かりやすいです。同じ論点の記述を比較したら結構分かりやすい差があります。
    私だけでなくリークエを読んでもよく分からないと言ってる人はちらほらいました。その人達に会社法(高橋、笠原他)を勧めたら口を揃えて分かりやすいと言っていたので間違いないと思います。
    リークエも全てが分かりにくい訳ではないですし、一線級の先生が執筆されてるので面白い記述があったりしますが。
    以上から会社法に苦手意識のある方には本書はあまりお勧めできません。

    法科大学院生

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  • 会社法 (LEGAL QUEST)の書評・口コミ
    7

    会社法の定番

    難解な会社法を一通りしっかり理解したい人にオススメの一冊。網羅性が高く、苦手意識がある方にも読み進めていきやすいので、司法試験受験生以外にも、これから法律資格を目指す方に役立つテキストです。
    本書は、百選や商法判例集の番号も掲載されているの点も便利です。

    司法書士受験生

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  • 会社法 (LEGAL QUEST)の書評・口コミ
    7

    最初は便利

    学部授業の担当の教授が薦めていたため購入しました。
    たしかに初学者にとっては、条文を引用しながら説明がなされていること、レイアウトも見やすいことから理解しやすいと思います。
    しかし、ある程度学習が進んでくると、本書には記述がない疑問にぶち当たることが増えてきます。
    本書に記述がない知識は現場思考、と言われればそこまでですが、記載のない情報が多く私にはかゆいところに手が届かない惜しい基本書だというように感じました。
    授業にはいいかもしれませんが、予備試験、司法試験対策には物足りなさがあると思います。

    上位ロー合格者

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  • 会社法 (有斐閣ストゥディア)の書評・口コミ
    1

    はじめの1冊として

    法科大学院入試にオススメの書籍を大学の先生に伺い購入。
    2015年発行のため、若干古い。
    1000以上条文があり無味乾燥といわれる会社法をコンパクトにまとめているため、読みやすい。
    また、250頁程度と弘文堂の会社法(高橋美加ほか、いわゆる赤白本)の約半分の頁数であり、通読に向いている。
    しかし、その分内容的に薄いところがある。
    事例問題等での疑問点は他の書籍を辞書的に使わなければ解消できないことは経験済みである。
    しかし、会社法の全体像を早期に掴むことを目的に使用することについては有用であると感じている。
    そのため、初学者で会社法を全く勉強していないという方が、導入として読む書籍という印象である。

    東北大学法科大学院合格者

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  • 会社法(宮島司)の書評・口コミ
    1

    まとまりすぎて、初学者には困難。図は良いが…

    熱烈なファンがいる様子の宮島会社法。新版が出たとの事で購入しました。当時の私は会社法初学者。書店で見た際の、本書の薄さに惹かれました。
    確かに、本書は薄いです。リーガルクエスト会社法(第4版)が488頁であるのに対して、370頁。100頁もの差があるのです。リークエよりも本書の方が、サラリと通読できそうに見えます。
    しかし初学者にとっては、そうとも言い切れないかもしれません。その理由が、基本概念の確認の有無です。
    例えば、「社員」という用語があります。会社法では、日常と離れて使われる用語の一つです。リークエでは13〜14頁にかけて、コラムを用いて説明されています。
    これに対して、本書に同用語の説明は出てきません。「社員」についての理解を前提として、「社員の責任」(本書29頁)の話が進みます。
    他にも「発起人」につき、リークエ28頁にあるような説明は本書に登場しません。
    もちろん本書は、以上のような基本概念を「当然の前提」と出来る方には、有益な部分を含みます。二色刷りで、しかも図が多用されていますから。しかし類書と比べると、判例のカバー率が寂しいところです。
    少なくとも初学者の方には、本書は難解であると思われます。結局、リークエを通読する方が楽でした。図の整理を参考にするサブウェポン的な用途には、向くのではないでしょうか。

    司法試験受験生

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  • 論文演習会社法 上巻の書評・口コミ
    4

    数少ない答案例付きの演習書

    本書の最大の特徴は、答案例が付いている点です。受験生が気になる、理解を答案例に落とし込む方法が学べる。しかし、気を付けなければ、いけないのは、本書に掲載されている答案例は、模範答案でないこと。手直しが必要な答案例です。それでも司法試験を合格された実務家の先生が、起案されているので、合格答案であることは間違いないですし、表現法や、論理の運び方は、非常に参考なります。

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  • 論文演習会社法 上巻の書評・口コミ
    4

    旧司法試験の解説が欲しかったので読みました

    私は会社法の旧司法試験を回すという勉強をしています。そんなとき、学者の方が書いた解説はないだろうかと書籍を探していたところ、この本を見つけました。答案例の良し悪しはバラツキがありますが、類書がないので、とてもありがたいです。

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