労働法(菅野)の書評・口コミ

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  • 労働法のバイブル。十分すぎる情報量・実務でも利用される

    労働法の基本書と調べたら間違いなく検索結果に出てくる菅野先生の体系書です。第12版にまでアップデートされており、労働法の制定背景、制定当初からの議論、そして働き方改革関連法や高度プロフェッショナル制度など、最新の議論まで網羅的に把握できます。判例・裁判例の蓄積も労働法の本の中でかなり充実している方だと思います。そして、書き方も非常に分かり易く、疑問や苦手な箇所が解消されると思います。菅野先生は他説を紹介しつつ自説を展開してくださるので、考えの道筋を示してくれることも良い点であります。

    情報量は抜群です。1227頁、そして注釈がかなり充実しており、基本書の中でもかなりの量です。通読は中々難しいですので、学部の授業では他の基本書を購入し、適宜図書館でこの本を借りて参照する程度で足りると思います。
    ローで労働法の授業や演習を受講している私は他の基本書をベースにしつつ、より深く学びたいor他の基本書に掲載がない場合に菅野労働法を参考にします。

    司法試験には十分対応できると思います。

    また、インターンにおける課題や案件の手伝いでもこの本を有効活用できました。実務においてもこの本はよく参照されるとのことです。

    値段は¥6,500(税抜)と容易に手が出せず高価ではありますが、この本を購入して非常に役に立っています。

    労働法が好きな方、より深く学びたい方、そして実務でも労働法分野を得意分野としたい方には是非お勧めします。

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