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民法I 総則・物権総論の書評・口コミ2
今は買うべきでないか
民法の総論と物権総論だけが記載されています。
この前,民法Ⅲの改正法対応版が出版されましたが,この本は未だ改正法に対応されていません。
改訂後に購入するのがベストです。
内容としては,事例を先出し,説明がされていくものですが,平易に書かれており,分かりわすい(分かった気になりやすい)といえます。
判例とは異なる見解で書かれている箇所もあるため,注意が必要です。
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民法I 総則・物権総論の書評・口コミ2
旧法ですが読み応えあり
旧法のため現行法には対応しておらず、今読む必要は無いと思います。今後改訂予定ですので、そちらが出るまで待つべきです(4版は2008年に出た模様)。
本書は民法総則、物権法(担保物権を除く)の概説書です。ケースメソッドを導入した本で、2色刷(黒と青)のため視覚的にも記憶しやすく、また、内容面については発展的な論点に関する記述もコラムに入れているため、初学者であれば本文を読み進めるだけで基礎を固められる点でメリハリがついています。
内田本は独自説をあたかも通説のように書くためおすすめしないとの批判もありますが、自分はそのような誘導等は感じられず、むしろ判例にそぐわない所はしっかり批判しているため、問題ないように感じました(私の勉強不足で気づかなかったのかもしれませんが)。
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不法行為法 — 民法を学ぶの書評・口コミ2
不法行為法を学ぶならこの一冊
家族法の窪田先生の不法行為法。まるで窪田先生の授業を受けているようか世界観。不法行為法をゼロから学びたい方にはおすすめの一冊です。
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不法行為法 — 民法を学ぶの書評・口コミ2
不法行為法なら本書で
不法行為をしっかり勉強したい方におすすめの基本書です。不法行為は、論点はさほど多くなく、論文での出題可能性もそこまで高くない分野なので、基本書を読まない受験生も多いかもしれません。しかし、将来のことを見据えた勉強をしたい受験生には、是非チャレンジしてほしい書籍です。不法行為法は、実務的には非常に重要な分野ですし、学びの付きない分野でもあります。窪田先生の不法行為法は、やや分厚いですが、非常に丁寧に、初学者にもわかりやすいように解説されています。
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家族法 — 民法を学ぶの書評・口コミ3
漫談で学ぶ、家族法。
どうしても、後回しになりがちな家族法。しかし、案外油断はできない分野です。例えば平成30年、司法試験、予備試験ともに、論文問題で家族法の知識が問われました。
さりながら、あまり時間をかける訳にもいかないのが正直な所。そこで本書の頁数を見てみると、最後の「特別講義」を除いて579頁。有力な対抗馬たる前田ほか『民法Ⅵ 親族・相続(第5版)』(2019年、有斐閣)が445頁であることを考えると、あまりに太いようにも思います。
しかし、実際に本書を読むのにかかる時間は、想定よりも少ないのではないかと思われます。
その大きな要因となるのが、窪田先生のユーモラスな記述です。
判例を引用する際に、「『(中略)法はかくの如き不徳義勝手気侭を許すものではない』!(最後の!は筆者による)と判示した」(108頁)と茶化してみたり、「『まぁまぁ、そんな堅いことを言わずに、差し支えない範囲で……』」(145頁)なんて記述が登場してみたり。さながら漫談です。用意されている設問にも、クスリとさせられると同時に興味をそそられます。例えば、194頁、409頁をご参照ください。
このように、読んでいて飽きさせない・先が読みたくなるような工夫が随所に散りばめられているため、早く読み通せるのです。
ニヤニヤしながら読んでいるといつの間にか、本格的な家族法の知識が身につく一冊です。
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家族法 — 民法を学ぶの書評・口コミ3
家族法が楽しくなる
家族法は条文数が多く、個人的には苦手な分野でした。そんな時に見つけたのが窪田先生の家族法。読み物としても面白い。おすすめです。
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家族法 — 民法を学ぶの書評・口コミ3
家族法ならこれ!
ローの指定教材は、リークエですが、私は、窪田先生の家族法を使用しています。講義口調でわかりやすいです。家族法は、暗記のイメージが強いですが、論文でも頻出の分野なので、基本書等でしっかり勉強する必要があると考え、この本を購入し使用しています。分厚いですが、サクッと読めます。
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民法の基礎1 総則の書評・口コミ3
法学初心者に最適
民法を始めて習う学生が手にすることが多いであろう教科書。
周囲には読みにくいと評する人もいたが,民法総則に関してはこれに勝る基本書はないと思う。
「なぜ?」に対して予め先回りして回答が用意されている。
要件事実についてもフォローされているので司法試験受験生にも使いやすい。
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民法の基礎1 総則の書評・口コミ3
難しい
解説自体は、わかりやすいですが、かなり発展的内容まで踏み込んだ解説がされています。そのため、民法が苦手な受験生は、余計に苦手意識を持ってしまうかもしれません。司法試験を100とすれば、本書は、120を優に超えるレベルでしょうか。その分、やり切ればかなり力が付きます。民法が得意あるいは好きな受験生にお勧めです。
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民法の基礎1 総則の書評・口コミ3
必要十分
司法試験には質・量ともに必要十分です。
おそらく現在の司法試験(民法総則)界隈では最もシェア率が高い基本書です。
文章も平易で分かりやすく、ケース問題を用いていることが理解の促進を手助けしてくれます。
深い学説には立ち入らず、佐久間先生ご自身の主張も判例通説とは別に記述されています。そのため、初学者でも1度通読するだけで民法総則のアウトラインがつかみやすいと思います。
とはいえ、やはり基本書である以上、ある程度の紙幅があるため、これから民法総則に初めて触れる人には、伊藤塾の入門シリーズをおすすめします。
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法律書籍の口コミ・書評一覧