法律書籍の口コミ・書評一覧

  • 刑事訴訟法(酒巻)の書評・口コミ
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    初版を持っているならば…

    法学教室の連載を書籍化したものです。文章も趣旨から丁寧に説明されており,図などがありませんが,読んでいてスラスラ読み進められます。
    先日,第2版が登場しましたが,新判例も追記に書かれており,知識の補充は過不足なく可能です。
    もっとも,初版を持っている受験生は,新判例を違う媒体で拾得すれば足りるとも思えます。それほど,初版の段階で完成度が高いといえます。

    匿名

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  • 刑事訴訟法(酒巻)の書評・口コミ
    3

    松尾門下の信頼出来る1冊

    ハードカバー,頁数が多い,値段もそこそこ高いため,手を出す学生は少ないように思えるが,個人的には刑事訴訟法の本の中でいちばん信頼におけるものであると考える。
    刑事訴訟法で人気の分野はリーガルクエストであるが,当該書籍は共著であり,他にも人気が出ている基本刑事訴訟法や前田先生等による刑事訴訟法(6版)も同様である。共著であれば必ずその弊害がどこかに隠れており,初学者は気づかない危険がある。そのリスクを避けるには単著が1番安全である。
    本書は自説が多いものの,内容としては比較的穏当な見解に留まっており,渥美先生や白取先生などのように独自説に突っ走るような箇所も見受けられない。もっとも初版は参考文献の記載がほとんどなかったとの批判から2版について参考文献を充実させたとの事だが,そこまで変わっておらず,学説などを知りたい人には向かないように思える。

     名無(受験生)

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  • 刑事訴訟法判例ノートの書評・口コミ
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    百選学習が向かない人はこちらで

    刑事訴訟法の学習は百選で事足りるという人を見かけるが,百選は無味乾燥であり,解説部分も長く取っ付き難いと感じる人が多いと思われ,そのような人には本書がおすすめである。
    多色刷で事案の概要,判旨,解説がコンパクトに掲載されており,百選に比べると視覚的にも読みやすさを感じる。また,百選よりも掲載判例数が多いため,予備択一にも有用と思われる。
    もっとも,本書は2014年以降改訂されておらず,また,補遺も無いため,内容的に古くなりつつある。

    名無(受験生)

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  • 刑事訴訟法判例ノートの書評・口コミ
    2

    読みやすい愛読者

    色分けされてて文字も大きく、普通の百選よりもわかりやすい一冊です。

    予備試験受験生ZHU

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  • 刑事訴訟法講義の書評・口コミ
    2

    基本的なことを網羅的に確認したい人向け

    オススメ
    重要なところは太字になっているほか以下の付録的掲載があり、とても便利。
    ・基本的知識の確認(定義など)
    ・論点のまとめ(論証のようなもの)、
    ・主要な判例の事案と要旨の抜粋
    一冊で一通りのことができるので、
    教材を色々買うのが面倒な人
    予備校本や学者色の強い本が嫌いな人に向いていると思う。
    イマイチ
    平易な説明にとどまり、最新の議論?や突っ込んだ言及はあまりない。
    使い方
    入門者は付録的掲載を達成目標にしつつ本文を読み進める。
    中級者は付録的掲載で一通り確認してわかりにくいところがあれば本文に戻る。
    予備試験短答対策であれば、おそらくこれ一冊で十分。

    73期司法修習生(受験数5回)

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  • 刑事訴訟法講義の書評・口コミ
    2

    予備校本的な内容で基本書としてもおすすめできます!

    刑事訴訟法の基本書を買おうといろいろな本を読んでみましたが、サバサバしている本ばかりで悩んでいました。
    そんな中で見つけたのが本書です。
    本書は、重要な内容は黒太字、定義などは緑で書かれ、ぱっと見で見やすくなっています。
    また、図表もふんだんに使われていて、視覚的に訴えてくるものが多いです。
    各章の冒頭にはその章で学ぶことの整理がなされ、章の末尾にはその章でやった内容が論証風にまとめられています。
    判例も適宜載っており、事案の内容も載せつつ判旨を紹介しているのは好意的です。
    文章自体も、平易な言葉で書かれていて、読み進めるのも苦ではありません。
    もっとも、気を付けなければならない点もあります。
    例えば、本書のみで短答の知識を網羅できるわけではないので、別に辞書的な本を参照する必要があります。
    また、章立ては基本的な刑事訴訟法の本と大差ありませんが、手続きの流れを意識しつつ勉強しないと、自分が本書でどこを勉強しているのかを見失ってしまうかもしれません。
    本書には手続きの流れの概要的な図表は掲載されていませんので、本書を用いるならばその点は注意して勉強する必要があるといえます。
    しかし、以上のような注意点をふまえても、本書は非常に有効的なものであり使い勝手もよいので、おすすめしたい一冊といえます。

    未熟な法科大学院生

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  • 判例教材 刑事訴訟法の書評・口コミ
    2

    網羅的ではあるが・・・解説がないのがマイナス

    658の判例・裁判例を掲載していて、刑事訴訟法の重要な分野をほぼ網羅しているのではないかと思われます。
    また、□(学習不可欠)や○(参照判例)を用いて区分けしており、判旨の中での判例や裁判例がどれを指しているのかを提示してくれます。

    ただ、掲載事項としては事案の概要・判旨・参照裁判例・判例のみで、事案に対する評価等の解説が一切ありません。また、規範を下線で引いて見やすく提示するなどの配慮が一切ありません。つまり、裁判例・判例の事案と判旨を羅列しただけの判例集です。
    そのため、独学で用いるには判旨をしっかり読み込み、規範や当てはめの部分を自ら探していかないといけません。
    また、(気にならない方もいるかもしれませんが)非常に字が小さく、そのため分量が非常に多く感じられ読むモチベーションが減殺される方もおられると思います(私はそのうちの一人です)。
    講義の中で出てきた判例を見つけ、その部分を読み込んで授業の内容と照らし合わせる、という使い方を想定したのかもしれません。
    百選を中心に学習し、講義や演習書などで出てきた百選非掲載判例・裁判例について読みたい場合にこの判例集を用いる、が一つの手法ですが、依然として解説がないのがマイナスだと思います。それなら、利用できる方はデータベースを利用して解説付きの評釈を読まれた方がいいと思います。

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    • rsaitobarca
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  • 判例教材 刑事訴訟法の書評・口コミ
    2

    載ってる数は多い

    とにかく載っている裁判例は多いです。載ってるかな?と調べたもので載ってなかったものはありません。しかし、解説が一切ついていないので、自分で分析を行う必要があります。その点で初学者や独学をする人には百選の方がいいかなと思います。

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  • 判例講座 刑事訴訟法〔捜査・証拠篇〕の書評・口コミ
    3

    刑訴の見方が変わった!

    刑事訴訟法の重要判例の読み方を教えてくれる名著。
    判例講座という名前だけあって、判例をベースに展開されていくので、刑事訴訟法の基礎的な理解は他の本で補ったほうが良い。判例、裁判例が薄いところは、その分記述が薄くなりがちなので。
    しかし、ひととおり勉強した者がこの本を読むと、いままでぼやけていた隅々が本当によくわかる!勉強していて気になったところがある方はこれを読めば解決できることも多いと思います。
    これ一冊で刑訴は得意科目にできるので、一歩レベルをあげたい方はぜひ。
    ※判例講座刑事訴訟法は【捜査・証拠篇】と【公訴提起、公判・裁判篇】があり、2冊で刑事訴訟法全体をカバーしています。この本一冊だけだとカバーできない範囲があるので注意です。

    法律事務所事務員H

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  • 判例講座 刑事訴訟法〔捜査・証拠篇〕の書評・口コミ
    3

    論文対策に最適

    判例・学説の変遷を踏まえた現在までの議論が満遍なく記載されており、授業の予習・復習や論文対策に有用だと思います。
    もっとも、GPS判決以前に出版されたものなので強制処分に関する議論はアップデートする必要があります。
    また、論文対策に必要な知識は手に入れられますが、短答対策には不十分かなと思います。

    ロースクール生

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