-
ポケット六法の書評・口コミ2
どっちを選ぶか
デイリーかポケットかの二択であることが前提として、条文の探しやすさと条文の見やすさは前者の方が勝ります。しかし、後者の方が本番の法文には近いように感じます。正直どちらを使ってもいいと思いますが、このような微妙な差はあります。
続きを読む 閉じる
-
ポケット六法の書評・口コミ2
六法の定番!
法書ログさん公式Twitterでも注目を集めた「ポケット六法」。
令和3年版では、令和元年の会社法改正が反映されており、司法試験・予備試験、司法書士の受験生には、
必須のアイテムです。
また、六法選びに迷われてる方、法律初学者の方は、まずはこちらの六法を持っておいて損はないと思います。
コンパクトで持ち運びにも便利なので、外出先で勉強される方にも人気があるようです。
判例の記載がないので、条文を体系的に理解したい方、集中的に条文学習されたい方にも最適です。
シンプルでスタイリッシュなデザインもいい感じです。続きを読む 閉じる
-
事例演習労働法の書評・口コミ3
多くの受験生が用いる演習書。参考答案もあって便利だが、解説にムラがあることだけ注意。
労働法の演習書で必ず出てくる演習書であり、多くの受験生が用いると思われます。
合計23 Unit、各Unitにつき1~2のCase(最後の総合的考察は11 Case)があります。分量は341頁と、他の科目で忙しい受験生、特に予備合格者にとっては短期間でカバーできる十分な量だと思います。値段は¥2,700とそこまで高くはありません。
各トピックについて問題・解説・参考答案・Checkpointという構成で書かれており、論点の把握や答案の書き方をこの一冊で学べます。Checkpointはトピックの関連論点や前提知識のチェックとしての問いを掲載しており、理解度を高めるものとして活用できます。
もっとも、各Caseによって解説や答案例の良し悪しがあることはよく指摘される点であります。不十分なところは適宜基本書や他の演習書などを用いて補うのがベストだと思います。続きを読む 閉じる
-
事例演習労働法の書評・口コミ3
答案例付きの演習書
受験生が気になるのは、答案例です。演習書に答案例を掲載することに、思考しなくなるなどの批判があります。しかし、答案例にまとめられることで、解説の意味を理解出来ることもあり、受験生としては、答案例付きの演習書がこれからも増えて欲しいと言いたい。この点、本書は、解説と答案例があり、これ一冊が独学が可能となっています。答案例付きの演習書が欲しい方には、非常にお勧めです。
続きを読む 閉じる
-
ケースブック労働法の書評・口コミ2
百選に掲載されていない裁判例もあって+。ただ、独学なら百選など他の判例集を。
ローでの講義において指定のケースブックでしたので購入。
個別的労働関係及び集団的労働関係に関する重要な判例・裁判例の事案と判旨、そしてQuestionsを掲載してあります。教科書などに掲載されているが百選に載っていない判例・裁判例をもカバーしていますので、百選よりは網羅性があるかと思われます。講義では、事案と判旨を読んで、内容について教授よりソクラテスされましたので、授業に用いる分には問題ないと思います。
ただ、百選と異なり、各判例・裁判例についての解説が全くありませんので独学には不向きかもしれません。判例と言えども学説の批判が多いものも多々あるので、解説を読んで学説の対立を理解した方が良いかもしれません。
そのため、本書の利用法としては、短時間で重要な判例の事案と判旨を把握するために用いるのが良いと思います。
Questionsには初歩的から応用的な問いがあるので、数名と検討するのも一つの方法かもしれませんが、それよりは演習書などを用いて、その中での判例の解説を参考にした方が良いかもしれません。続きを読む 閉じる
-
ケースブック労働法の書評・口コミ2
労働法の重要判例が網羅
ロースクール用の教材なので、基本的には、レクチャー付きでないと理解が難しいと思います。ただ、労働法の重要判例が網羅されており、ほぼ全文?判決文が掲載されているので、百選のように抜粋型の判例集が嫌な人には、お勧めできます。
続きを読む 閉じる
-
労働法(水町) の書評・口コミ2
入門書にしても問題なし。
労働法を学んでみたいと思い、手に取ったのが本書。
決めるきっかけは、非常に論理的に書かれた文章、固有名詞に工夫を凝らしたケース、読みやすい分量でまとめられたセクション、でした。
民法、会社法の考え方の根幹をわかっていたら、スラスラと読めてしまいます。
ケースが非常に多いため、実際の場面を想像しながら読めるというのも良さの1つです。
入門書にしてしまっても問題ないでしょう。続きを読む 閉じる
-
労働法(水町) の書評・口コミ2
ケース付きのコンパクトな基本書
事例に基づいて体系的に学習を進めることが出来る。日本評論社の基本シリーズに似ている構成だと思います。水町先生は、本書より分厚い体系書も執筆されているので、より詳しく勉強したい方は、そちらへに移行もスムーズとなります。改訂も頻繁にされるので、読みやすい基本書を探されているのであれば、本書を使われてはいかがでしょうか。
続きを読む 閉じる
-
労働法(菅野)の書評・口コミ1
労働法のバイブル。十分すぎる情報量・実務でも利用される
労働法の基本書と調べたら間違いなく検索結果に出てくる菅野先生の体系書です。第12版にまでアップデートされており、労働法の制定背景、制定当初からの議論、そして働き方改革関連法や高度プロフェッショナル制度など、最新の議論まで網羅的に把握できます。判例・裁判例の蓄積も労働法の本の中でかなり充実している方だと思います。そして、書き方も非常に分かり易く、疑問や苦手な箇所が解消されると思います。菅野先生は他説を紹介しつつ自説を展開してくださるので、考えの道筋を示してくれることも良い点であります。
情報量は抜群です。1227頁、そして注釈がかなり充実しており、基本書の中でもかなりの量です。通読は中々難しいですので、学部の授業では他の基本書を購入し、適宜図書館でこの本を借りて参照する程度で足りると思います。
ローで労働法の授業や演習を受講している私は他の基本書をベースにしつつ、より深く学びたいor他の基本書に掲載がない場合に菅野労働法を参考にします。
司法試験には十分対応できると思います。
また、インターンにおける課題や案件の手伝いでもこの本を有効活用できました。実務においてもこの本はよく参照されるとのことです。
値段は¥6,500(税抜)と容易に手が出せず高価ではありますが、この本を購入して非常に役に立っています。
労働法が好きな方、より深く学びたい方、そして実務でも労働法分野を得意分野としたい方には是非お勧めします。続きを読む 閉じる
-
詳解 労働法(水町)の書評・口コミ1
実務家になってからも使える
本書は、実務家になってから購入しました。労働法の実務書と言えば、菅野労働法ですが、仕事では、本書と菅野本の二冊を参照しています。受験生に強くお勧めはしないですが、例えば学部生で「労働法のゼミ」を履修しており、将来的にも労働法分野で活躍したいと考えている学生諸君には、お勧めしたい。基本的に知りたい知識は、網羅されているし、学生には菅野労働法より、使いやすいです。司法試験受験生が辞書的に使うのもありでしょう。
続きを読む 閉じる
法律書籍の口コミ・書評一覧