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株式会社法の書評・口コミ
1会社法界のトップ
会社法を勉強する者にとって最大にして最強の体系書が江頭本。会社法などの分野についても自説をもとにスリムに記述がある。注釈がとても多くそこで判例や他説の紹介があり網羅性も申し分ない。江頭説が常に通説ではないという点にだけ注意は必要だが、調べ物としても体系書としてもこれに勝るものはないと思う
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基本刑法Ⅱの書評・口コミ
1司法試験対策は基本的にこの1冊で足ります
司法試験受験生が知っておくべき刑法各論の構成要件の定義や論点についてはほぼ網羅的に扱われています。 また、判例などをベースにした事例も載せてくれているので、具体例をイメージしながら学習を進めることができます。 私自身、受験生の頃からメインテキストとして使用していました。そして、受験指導をする側になってからも最新版を再度購入し、よく参照してます。 基本行政法や基本憲法などと並んで司法試験受験生のために学者の先生方が書かれた書籍と言っても過言ではなく、学者の先生が書いていることから、予備校本に抵抗のある受験生の方にもおススメできます。 おそらく刑法各論の基本書の中でもシェア率はトップクラスだと思うので、初学者の方や基本書で悩んでいる受験生は、まずこれをお手に取っておけば間違いはないと思います。
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判例刑法各論の書評・口コミ
1載ってはいるが…
確かに見たい判例は載ってはいるが解説がない。なので結局疑問を解消することはできない、といったことが多かった。もっとも、本当に載っている判例の数は多いので、調べたいと思った判例が載っていなかったということはない。
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最新重要判例250[刑法]の書評・口コミ
2百選、判例集が合わない方はこちら
判例百選では解説が長く、統一性がないため読みにくい。一方で有斐閣の判例集である判例刑法では解説がないので理解ができない…という方にオススメです。 本書は見開き1ページで判例を解説しているため、無駄な解説がなく必要最低限のことがまとめられているため、類書に比べ非常に読みやすいと思います。紙面の関係で簡潔過ぎるきらいがあるとの指摘も散見されますが、私はこのくらいの解説で十分だとかんがえています。 もっとも、択一では沢山の判例が問われますので、約250の判例を掲載した本書では足りない部分もあり、どうしても他の判例集が必要であると思います。
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最新重要判例250[刑法]の書評・口コミ
2端的な確認をしたい人向け
見開きでまとめられている判例集です。 判例百選では,2頁にわたり書かれていますが,この本は,1頁にまとめられているため,スピーディーに判例の確認をすることができます。 もっとも,紙幅の関係上,情報量に限りがあることが難点です。しかし,司法試験合格の観点からは,必要な判例を網羅しているため,深く知りたい判例を別の本で補うなどして知識の補填をすればいいと思います。
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刑法各論判例インデックスの書評・口コミ
1視覚的に読みやすい
刑法の判例百選はあまり評判は良くないと聞いていますので、こちらを使用しています。解説は端的ですが、十分な内容だと思います。掲載判例数は判例百選よりも多いため、網羅性も十分だと思います。図解などもあり、これから勉強を始める方にもおすすめです。
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ロースクール演習刑法の書評・口コミ
1骨太な演習書
刑法の定番の演習書といえば、『事例演習教材』ですが、解説があっさりしていて上級者向けのように感じます。他方、本書も司法試験本番さながらの事例を掲載しており、一見すると上級者向けのように思われるます。しかし、解説は非常に丁寧で学説等の解説もケアしているため、ほかの書籍を参照する必要はありません。また、文章が非常に分かりやすいです。そのため、初学者であっても十分に理解が可能だと思います。 ただし、司法試験の過去問も蓄積されてきているので、ここまで演習本を使う必要があるのかは疑問です。
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刑法演習ノート: 刑法を楽しむ21問の書評・口コミ
1良問揃いです
長文事例の良問揃い 捻った難問も多く刑法事例演習教材じゃ物足りない人におすすめ 司法試験の傾向変化で長文問題がそのまま聞かれる事は無くなったが解説は詳しく学説の対立についてもしっかり触れられているので十二分に役に立つ この本の問題をしっかり解けるようになれば刑法は間違いなく敵なしでしょう ただ初学者やロー入試レベルの人はついていけないので注意
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Law Practice 刑法の書評・口コミ
2出題傾向が変わった今は必読
刑法は、長らく長文多論点型の出題でしたが、平成30年司法試験で中文小問型?に変わりました。今までは、時間内に論点を網羅的にかつコンパクトに論じる能力が必要でしたが、今は一つの論点を厚く論じる能力が試されています。この点、本書は、論点数は少なく、一つの論点を深掘り出来る演習書です。 予備受験生
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Law Practice 刑法の書評・口コミ
2基本問題と発展問題でレベル分け
刑法の演習書といえば、事例演習教材が人気ではありますが、私にはまだ難しい。そこで選んだ演習書が、ロープラ刑法です。ロープラは、初学者でも使える演習書となっており、刑法も例外ではありません。他の科目と同様に、基本問題と発展問題に分かれています。基本問題は、原則として、1題1論点の構成となっているため、論点のインプット後のアウトプット問題として最適です。他方、発展問題は、複数の論点が絡む問題となっているので、実践的です。私の場合は、まずは、本書で論文基礎力をつけて、その後に、事例演習教材に取り組みたいと考えています。はじめての刑法の演習書を探している方には、非常におすすめです。 法学部生
法律書籍の口コミ・書評一覧